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メディア情報

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日経新聞記事掲載 2021年9月11日掲載

2021年9月11日の日本経済新聞土曜版プラス1「カラダづくり」にて院長が「気象病」としての片頭痛について取材を受けた記事が掲載されました。

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サンデー山口 2015年10月10日掲載

6月にソフトバンクが一般発売を開始した人型ロボット・Pepper(ペッパー)。大人気のため、売り出されるたびに「1分」での完売が続いている。県内のソフトバンクショップでも、下関市のゆめシティ店にしか展示されていない。

そのPepperが、9月中旬に、かく脳神経外科クリニックに“採用”された。

玄関で「お客様」と接するのが、その役目。ユーモアを交えたおしゃべりで、患者たちを和ませている。「きょうはすごく寂しかったよ」「5%くらいはお世辞なんですけど」など。時には、帰る患者に向かって「いってらっしゃーい!」と話しかけることもあるという。

郭泰植院長は「10年後には、65歳以上の高齢者のうち、5人に1人は認知症になるといわれています。この社会問題を解決する切り札として注目されているのが介護型ロボット。会話を通して見守りと介護サポートを行い、服薬管理やあいさつなどで、高齢者の生活リズムを整えます。そのような近未来をイメージして導入しました」と説明する。

感情を持ったパーソナルロボットPepperは、頭や体に付いている数種類のセンサーで人を認識し、話しかける。身長は121センチで、胸のモニターにあるアプリで、さまざまなパフォーマンスをしてくれる。

Pepper


最新CT導入記事 平成27年10月


最新MRI導入記事 平成22年5月


読売新聞山口版 平成18年1月28日掲載


FM山口(メディカルやまぐち)出演内容 2013年2月13日

片頭痛について

Q1頭痛にはどんな種類があるのですか?
頭痛は日常生活のいろいろな場面で出現しますが、一次性頭痛と二次性頭痛に大別されます。一次性頭痛は、脳にこれといった病気があるわけではないのに、ときどき頭痛発作を繰り返す、いわゆる“頭痛持ち”の慢性頭痛です。日本人の4人に1人は慢性頭痛を持っていると言われています。これに対して二次性頭痛は、脳あるいは身体的原因のある頭痛です。その中には風邪や二日酔いなどの身近な頭痛もあれば、クモ膜下出血など命に関わる頭痛もあります。

Q2先生のクリニックへ来られる患者さんで多いのはどのタイプの頭痛ですか?
私のクリニックの頭痛外来を受診される患者さんでは一時性頭痛の中でも片頭痛が多くみられます。片頭痛は月に数回から週に1?2回の頻度でおこる頭痛で、数時間から3日くらい続きます。いったん痛み出すと寝込んでしまう、仕事や家事、育児など日常生活に支障をきたす頭痛です。片頭痛は吐き気や嘔吐を伴い、普段は何でもないような気にならない光や音、臭いに敏感になったり、身体を動かした時に痛みが増したりします。

Q3片頭痛の治療について教えてください。
片頭痛を完治させることは難しいのですが、適切な治療により頭痛発作を消失させ、頭痛の頻度を減らすことは可能です。片頭痛の薬物治療には急性期治療と予防療法があり、個々のライフスタイルや頭痛発作の程度に合わせて治療を選択します。

Q4急性期の治療はどうするのですか?
2000年に片頭痛の特効薬であるトリプタンが認可されて、片頭痛の急性期治療は格段と進歩しました。鎮痛薬は痛み物質が頭痛信号を脳に伝達するのを途中でブロックする作用ですが、トリプタンは痛み物質の放出を抑制するため、頭痛の完全な消失を可能にするのです。トリプタンは市販薬ではなく、医師の処方箋が必要な薬です。

Q5予防療法とはどのような治療ですか?
頭痛発作が月に何度も起こる場合や頭痛の程度がひどく日常生活に支障がある人には予防療法を併せて行います。予防療法によって、頭痛発作の頻度を減らし、痛みの程度を軽くするなどの効果が期待できます。

Q6片頭痛は女性に多いのでしょうか?
片頭痛は、男性と比べると女性の方が約4倍多いと言われています。片頭痛は女性ホルモンと関係が深く、思春期以降の女性に圧倒的に多くなるためです。片頭痛持ちの女性の約半数は、月経時に女性ホルモンが急激に下がることが影響して頭痛発作が起こります。

Q7女性のライフサイクルの中で片頭痛はどのように変化しますか?
妊娠中は女性ホルモンが安定するため片頭痛の発作が起こらなかったり減ったりする傾向があります。一方、出産後は多くの患者さんで片頭痛が再発しています。妊娠中も授乳中も基本的には薬は避けるべきなのですが、発作が強く治療が必要な場合は安全性の高い薬を選びます。更年期以降は、女性ホルモンの衰退と共に拍動性の痛みからどんよりした重苦しい痛みに変わりやすくなります。

Q8子供にも片頭痛があると伺いましたが?
片頭痛は子どもにもよくみられる頭痛で、早い子どもでは幼稚園くらいから頭痛発作が起こるようになります。子どもの片頭痛は大人と違い、発作が始まるのが非常に急で、発作の持続時間も数時間以内と短いのが特徴です。また嘔吐や腹痛、下痢だけで頭痛が起こらないこともあります。なお片頭痛は遺伝性が強く、母親が片頭痛持ちの場合が多く見られます。

Q9子供の片頭痛にはどのような対処が必要ですか?
子供の片頭痛を必要以上に我慢させるのはよくありません。学校などにも薬を持参させ、頭痛が始まったらできるだけ早く服用させ保健室で休ませるのが効果的なので、担任の先生に理解しておいてもらうことも大切です。

Q10危険な頭痛の見分けかたはありますか?
「突然の頭痛」や「今まで経験したことがない頭痛」、頭痛持ちの方でも「普段の頭痛とは様子が異なる頭痛」の場合は危険な二次性頭痛が原因となっていることがありますので早めの受診をお勧めします。

Q11頭痛持ちの方へのメッセージはありますか
片頭痛の患者さんで、医療機関への受診経験がある方は約3割にすぎません。大半の患者さんは「たかが頭痛くらいで」と病院へ行くのは気が引けて、市販の頭痛薬で我慢しています。片頭痛は病院で治療を受けることができる「病気」であるという認識がなにより大切です。